KPOPオタクの日記

語彙力皆無のオタクです。

【熱血司祭】痛快で愉快でそして少しシリアス

皆さんこんにちは!

いやぁ〜!めちゃくちゃ面白かった!!

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熱血司祭

ナメてかかってました。反省してます。

前回の記事ではネタバレ満載であらすじを書いたりしてしまいましたが、今回はまだ熱血司祭を見ていない人に、極力ネタバレを抑えてドラマ紹介をしたいと思います。ほぼ人物紹介になってはしまいますが、是非見て頂きたいドラマなので最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

このドラマを簡単にまとめると

喧嘩が強すぎるとにかくキレる司祭(神父)が、ある日不可解な死を遂げた自分の恩師のため、死の真相を暴いて復讐をする。というもの。

コメディ色の強いドラマではあるんですが、後半の激アツ展開はまるで少年マンガを観ているようでした。

先が読めたとしても、胸を熱くさせるシナリオはいくつになっても良いものですね。

シーズン2制作の噂も上がってましたが、今のところ話はないとSBS側が否定。お願いだから作って欲しい。そしてNetflixで配信してほしい。お願いします。(土下座)

 

この記事では、登場人物紹介の他に、同監督の前作、ヴィンチェンツォとの違いも書いていますので、是非最後まで見ていただけると嬉しいです。それでは!早速登場人物紹介へ参りましょう!

 

☆登場人物

キム・ヘイル司祭

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今作の主人公。とにかくキレてキレてキレまくる、一般人がイメージする司祭(神父)とは全く違う性格をした司祭。国家情報院出身であり、とてつもなく強い。正義感に溢れており、悪さをする者、特に子供に危害を加える者には容赦なくその拳と蹴りをおみまいする。

そんな彼は、自分の恩師の不可解な死について独自の捜査を進めることに。

誰よりも熱く、温かく、そして凶暴な主人公をきっとみんな好きになる。

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ヘイルというか、主演を務めたキムナムギルさんの表情一つ一つがかっこよくて、ドラマ視聴中何度もため息が出ました。このドラマ、俳優さん達皆スタントマンを使っていないため、ナムギルさんは撮影中、指と手首、そして肋骨を骨折したとか。
カッコ良すぎるだろ!!!!!(心の叫び)

 

ク・デヨン刑事

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昔は正義に燃える無鉄砲な警察官であったが、あることをきっかけに戦うことをやめた事なかれ主義のへっぽこ刑事。

ヘイルとは犬猿の仲であるが仕方なくヘイルの捜査を手伝うことになり、どうしてもヘイルとは馬が合わず苦労している。

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応答せよシリーズ常連である俳優、キムソンギュンさん。熱血司祭のドラマ内にも見覚えのあるシーンが出てくるかも...???

 

パク・キョンソン検事

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将来安泰を狙って権力者へ媚を売り、悪事を働く部長検事の言いなりになって働く検事。性格は非常にはっきりしており、何かとキレては汚い言葉が飛び出す。

ヘイルの捜査の邪魔をする一方、自分は本当にこれでいいのかと悩む気持ちもあり、イマイチ行動の読めない要注意人物。

 

ソ・スンア刑事

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第一捜査課へ新しく配属された元スポーツマンの女性刑事。いきなりラップを披露したり変人ではあるが、正義感が強く、今回の事件に非協力的な警察の中で唯一ヘイルに最初から協力してくれている。

彼女自身もとても強いが、ピンチになった時にいつも助けてくれるヘイルにときめいたり、尊敬したり。

 

ファン・チョルボム

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表向きは貿易会社の社長であるが、実際は元ヤクザのTOP2で、区長や検事部長などの手駒になってお金を集めている。

暴力で脅迫したり、方言混じりの言葉はキツいが、どこか抜けてたり憎めない存在。しかし頭はキレる方で、部下達からの信頼が厚い。

 

チャン・リョン

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ファンチョルボムの下で働くクセの強い社員。ヘイルのいる教会に来ては暴言や暴力を振るったり、何かと他人を舐めまくっているが、ヘマをしては怒られている。特技はカポエイラ(ブラジルの格闘技)らしいが、これも本当に嘘くさい。本当に彼はカポエイラが得意なのだろうか。

 

シスター(キム・インギョン)

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心配性で小言の多い主任修道女。心優しく、ヘイル司祭に「あまり汚い言葉は使わない方が...」と言う割に自分でも言ってしまうおっちょこちょいでもある。そんなシスターだが、意外な戦力になったりするかも。

 

ハン司祭(ハン・ソンギュ)
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いつも親身に話を聞いてくれたり、ヘイルの心の支えになっている。ヘイル司祭のようにお酒を飲んだり暴言は吐かない、普通の心優しき司祭だが、彼にはある特殊な特技があって...
 

ソンサク
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街の中華料理屋でバイトをしているタイの労働者。チャンリョンに早口言葉を言わされては失敗してビンタされている。唯一の親友はコンビニバイトのヨハン。ちなみにタイで働いてた時は何をしていたかは不明。

 

オ・ヨハン

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バイトをいくつも掛け持ちしながら生活しているコンビニ店員。大学は天文学専攻で、キョンソン検事を惑星に例えて褒め称えるがいつも曲がった解釈をされてしまう。ヘイル司祭が狙う悪徳業者でいつもバイトをしている為、潜入捜査なども任されたりする。

 

この他にも癖の強い悪役やキャラクターが勢揃いで、とにかく濃い。

キャラが強いし話のテンポがいいし、飽きさせない所がこのドラマの強みですね。

 

 

☆ヴィンチェンツォとの違い

大きな違いとして3つのポイントを中心に説明したいと思います。

 

・ラブライン

ヴィンチェンツォではカサノとホン弁護士のラブラインの恋愛描写が多く描かれていた印象がありますが、熱血司祭ではあるにはあるものの、無いに等しいのでドラマの内容がブレることなく観ることができるので、「復讐系に恋愛要らんのだが...」派の人も楽しめる作品です。

ラブラインの描写は多いのに中々展開が進まなくてヤキモキする!なんてこともなく、「もしかしてここがくっついたりして?」とふと思うようなラブラインになっています。

 

・主人公の人間味

ラブラインのほかにもう一つ大きな違いがあります。それは主人公の人間味です。

ヴィンチェンツォの主人公、カサノは序盤に身包み剥がされたり、水の温度が極端なシャワーを浴びたり、イタリアの職人が手縫いで作ったスーツが縮まってしまったり、何かとアクシデントに巻き込まれ感情が乱れることは多かったものの、本人自体は至って真面目で冷静、仕事も争いも淡々と完璧にこなす印象が強いと思います。

ですが熱血司祭の主人公、ヘイル司祭は過去のトラウマによるPTSDを抱えている抱えていないに関わらず、よく怒り、よく笑い、よく泣き、よく食べ、よく飲む。そんなキャラクターで、親しみやすいのも特徴です。

コミカルな描写が多い作品だからこそのキャラクターという点もありながら、日本人だとそこまでキリスト教のことや司祭のことをあまり知らない人が多いと思いますが、そんな人でも馴染みやすいことが、このドラマのキーポイントだと思います。

 

・グロさ

ヴィンチェンツォでは終盤にかけて目を背けたくなるような描写が多かったですが、熱血司祭は基本的にグロい描写がほぼ無く、あったとしても血が頭から流れる程度で、グロ耐性のない人でも充分楽しめると思います

 

まとめると、ヴィンチェンツォよりコメディ色が強くグロくもないので、サラッと観たい人にオススメ!という感じですかね〜

ヴィンチェンツォまでに見るでもいいし、ヴィンチェンツォロスを無くすために見るでもいいし、とにかくライト層も受け入れやすいドラマだと思います!

 

ということで!雑にはなってしまいましたが、とても面白いドラマなので、熱血司祭是非チェックしてみてくださいね!